AIM理念


  千葉支部
  ■ 発足
2012年2月26日
  ■ 役員構成
支 部 長:佐々木脩浩(八千代市開業、東京歯科大学非常勤講師、歯学博士) 
副支部長:古谷  彰伸(佐倉市開業、昭和大学歯学部歯科補綴学教室兼任講師、歯学博士)    
理   事:望月   敬(佐倉市開業)   
理   事:川島  達人(東金市開業)
会   計:川島  達人(東金市開業)
顧   問:杵渕 孝雄 AIM副理事長、指導医、専門医、評議員
  ■ 活動報告・活動予定

支部長 佐々木 脩浩

 千葉支部は、2012年1月19日(木)に総務委員会の承認を得、同年2月26日(日)、東京歯科大学千葉病院にて第1回総会および発足学術大会を開催し、活動を開始した。

 学術大会では、最初に特別講演として、白川正順先生(理事長、日本歯科大学附属病院口腔外科教授)が「超高齢有病者時代における安心・安全なインプラント医療を考える」と題して講演。虚血性心疾患や糖尿病などの内科系疾患に罹患している高齢者における安心・安全なインプラント医療について考察した。特にワルファリンやアスピリンなどの抗凝固薬・抗血小板薬を服用中の抗血栓療法患者のインプラント施術は「至適治療域にコントロールしてワルファリン継続下での施行が望ましい」との話をされた。
次いで支部長講演として、佐々木脩浩先生(千葉支部支部長、八千代市開業)が「骨補填材(α-TCP, β-TCP)と各種の濃縮した血小板(PRP, PRGF)を用いた抜歯窩の経年的変化―有病者におけるインプラント治療」と題して講演。血液中の血小板を高濃度に濃縮した創傷治癒を促進させる多血小板血漿法(PRP, PRGF, CGF)を抜歯窩に応用したさまざまな症例における骨造成における経年変化の話をされた。

 続いて一般口演として、望月敬先生(佐倉市開業)が「無歯顎をインプラント治療で補綴した一例」、古谷彰伸先生(佐倉市開業)が「スプリントデンチャー―インプラント術前暫間補綴、術後口腔ケアに―」、川島達人先生(東金市開業)が「上顎全支部唇側欠損症例に対するアプローチ」と題してそれぞれ講演を行った。

 最後に発足記念講演として、杵渕孝雄先生(副理事長東京都中野区開業)が「症例分析からみた安全な1ピースAQBの治療計画」と題して講演を行った。1989年から2010年までの21年間に2189本のインプラント植立を行い、抜去症例は91本、生存率は95.8%)であると紹介した。インプラントの抜去・脱落の2大原因である炎症と外傷に関与する要因を6つに大分類し、さらにそれらを25に細分類し集計したものを紹介した。主な抜去要因として過重咬合力や食いしばり習慣による骨吸収、喫煙による骨と粘膜の虚血状態などがあり、今後の対策の必要性を話された。

  総会においては、役員承認(後出)の後、会則説明、承認が行われ、今後、安心・安全なインプラント治療を普及させていくための活動方針が示され、会員相互が年1回の学術大会や勉強会にて研鑽することが確認された。次回学術大会は2013年同時期に開催予定、大会長は古谷彰伸先生。